頭蓋骨は、第一頚椎と関節しています。
具体的には、頭蓋骨のうちの「後頭骨」と「第一頚椎」が接して関節をなしています。
まさにここは、頭と首の境目で、「トップジョイント」と呼ばれます。
関節ですので、当然「関節機能障害」、つまり、「ズレる」ことがあります。
OKはり灸マッサージには、様々な不快症状でお困りの方が来院されます。
OKはり灸マッサージの基本コンセプトとして、
「あらゆる不快症状は関節機能障害が原因である」
という立場を取っています。
ので、当然、このトップジョイントの不具合も必ず検査します。
ここの関節機能障害は、「後頭骨がズレている」ということになります。
そして、そういった方は、実は結構いらっしゃるのです。
「第一頚椎に対して後頭骨がズレている」ということは、要するに、
「頭の置き所が悪くなっている」
ということです。
この部位は、人体にとって非常に重要な部位で、ここがズレると、様々な不快症状を呈してもおかしくはないし、また、慢性的な不調の根本原因となりえるところです。
まず一番多い症状として、「慢性頚部痛」、要するに「慢性的に首がこり痛む」ということが起こります。
慢性頚部痛は、自律神経失調症状をはじめ、様々な不快症状の引き金になります。
が、レントゲンやMRIを撮っても、ここがズレている、ということはわかりません。
触診で判断するしかありません。
そして、そのズレを修正する、という施術は、実はかなり難易度が高いことです。
一回でスポっときれいにはまることはまずありません。
よって、何回かの施術が必要になります。
また、どうしても修正できないケースも少なくありません。
が、「関節機能障害」というものは、たとえ位置的に理想的な位置になくても、「関節の遊びの動き」が出れば、特に問題なくなる場合も少なくありません。
よって、無理に正しい位置に戻すことよりも、関節としての機能を回復すてやる、ことの方が現実的です。
要は、「少々ズレていても、関節としての機能が正常であれば問題ない」とも言えるのです。
そういったことを理解している施術者は、以外に少ないのです。
OKはり灸マッサージでは、できるかぎり、あらゆる関節の不具合がないか検査しますし、その不具合を修正する技術を持ち合わせています。
病院・医院で、「どこも異常はない」と言われても、現実的に不快症状が存在する場合、このように、レントゲンやMRIでは検出不可能な「関節の不具合」が原因であるかもしれません。
そういった方は、一度、OKはり灸マッサージの施術を受けられることをお勧めいたします。