OKはり灸マッサージの来院が多い症状のひとつに、ひざの痛みがあります。
当院では、膝の痛みで来られた方は、ほとんどのケースで痛みが改善しています。
治療のコツは、膝関節の上下の腰椎~骨盤~股関節と、足関節と足部を調整することです。
先日も、左膝痛の方を右仙腸関節刺鍼で改善させた経験をしましたので、ご報告させていただきます。
ねじれによる負荷で、ひざに痛みが出ているパターンは多い
この方は、左脚が外旋(外側に捻じれる)していて、その捻じれの負荷が膝にかかることによって膝痛を起こしていました。
こういうパターンは多いです。
こういった場合、膝自体の問題というよりも、その上下の関節、特に、この場合は、腰椎~骨盤~股関節の上下左右前後のバランスが崩れているために、膝に捻じれの負荷がかかり、膝痛を呈します。
この方の場合、左脚の外旋を修正すれば、膝の捻じれの負荷も軽減し、膝痛は改善すると推論しました。
そうするためにはどうしたらいいか?とあれこれ考えながら施術しているうちに、右仙腸関節の動きが悪いことが判明しました。
そこで、右仙腸関節刺鍼を施すと、見事、瞬時に左脚の外旋は修正され、と同時に、膝痛も消失しました。
このように、骨盤の問題から膝痛を発生させているケースは少なくないです。
よくあるパターンとして、右腰と左膝、左腰と右膝、と、対角線に痛みが出ることが非常に多いです。
そのメカニズムも、構造医学(バイオメカニクス)で説明できますが、ここでは省略させていただきます。
とにかく、OKはり灸マッサージは、膝痛治療が得意です!
膝痛が、病院・医院でも治らない、とお困りの方のご来院をお待ちしております。